訳者の長崎励朗さんからのご恵送。アメリカ戦前のラジオ史。
討論番組やクラシック音楽番組を扱った章も面白かったが
白眉はオーソン・ウェルズの「宇宙戦争」をめぐる章。
ウェルズのSF小説の朗読劇を聞いた人々の間で
本当に火星人が来襲しているのだとパニックがひろがった件。
視聴者への聞き取り調査にもとづく名著もすでにあるのだが、
本書ではこの件に関する投書を分析し、いろいろ興味深い知見を得ている。
ネタばらしはしないので、より多くの方に実際に読んでいただきたい。
大著だけど…
今日は打ち合わせと会議、1件ずつ。あとは書類書きなど片づけ仕事。