60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

恵送御礼

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相変わらずハイペースな太田省一さんよりのご恵送。視野の広さ、視点のニュートラルさは相変わらずで、男性アイドル史の概観に最適な一冊。

 

個人的には、ずうとるびグレートチキンパワーズ、ウエストサイドあたりも…
とか、
川崎麻世は、ジャニーズというよりは、依然自分の中では「横山プリン&キャッシー、パクパクコンテストの人」なのだが…
等々ありますが、これだけバランスよく男性アイドルに目配りした記述は、前例がないのでは。

 

今日は登校してzoom会議2件。

淡路島の春3

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遅ればせながら、ザ・エレクトリックパレーズを観る。

 

中学生の時に、アメリカングラフィティの洗礼を受け
青春映画というか、青春群像劇好きに育ったためか
いや、日本だと、「ヒポクラテスたち」以来? と思ってしまう。
(「あの頃。」も、よかったけど。「ガキ帝国」は好き、「波の数だけ抱きしめて」は嫌い)

 

ビッグ・ウェンズデイ、アニマルハウス、ファンダンゴ、アリスのレストラン、バーディ、ダイナー、スタンドバイミー、いちご白書…。後日譚だけど、再会の時。おおむねベトナム戦争がらみ。
音楽ものだとザ・コミットメンツ…、ドキュメンタリーだとドッグタウン&Zボーイズ…

 

その類が好きなので、とうぜんはまる。ベトナム戦争はなかったけど、お笑いの世界って芸人さんたちにとっては戦場っぽいしなぁ。
いちばん笑ったのが、正しくは、「ジ・エレクトリックパレーズ!」の件。


アイドルグループを振り返るかたちでの、こうしたハーフ・ドキュメンタリーが、10年後出てくることを期待。
事務所とか運営とか関係なしに、往時を振り返ってのインタビュー集みたいな。

 

今日も教務。あとは、髪を切りに。

淡路島の春2

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花粉症の方は、今年も大丈夫なようで、この春の憂鬱は「学期が始まる…」、
とりわけ「講義科目に復帰する…」(あとは種々の経理処理…)。

 

4月4日まで全体をウネウネやって、そこから先は、学部・大学院の講義スケジュールにあわせて、バタバタし続ける体制に。
書く仕事が回り始めたら、それにも全力対応したいし、ゼミ(2年生の選考含む)・学会仕事・審査仕事なども着実に。
いろんなことが走り出したら、憂鬱になる暇もなくなると思う。

 

ウネウネ教務しつつ、まだ時間のある今日は、予約取れたら眼科へ。
60年間裸眼で生きてきたが、さすがに一度チェックしたほうがよさそうなので
(文庫版マンガの文字、とくにルビがきつくなってきた)。

淡路島の春

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今日は家族で、県立明石海峡公園へ。花見がてら散歩と地獄のスワンボート(明日はきっと大腿四頭筋、パンパン)。
天気は良かったが、平日のためか、インバウンドの低調のためか、園内はいい感じに閑散としてた。
あとは、息子と若干の聖地巡礼(他にはそれらしき人、おらず)。

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話はかわるが、偶然的答案のMVも観た。曲だけ聴いた時点では、あぁカップリング曲…とやや反応低調だったが、
MVでだいぶ印象が変わる。賛否両論あるMVだろうなぁとは思うが、わたくし的には賛の方で。
最初曲だけ聞いたときは、ふつうに恋愛ソングかと思っていたが、MVの方はかなわぬ恋というか、やるせない恋というか。
乃木坂だったら「百合?」と平穏に着地しそうなところを、欅坂からの遺伝子的になのか、センターのたたずまい的になのか
セクシャルマイノリティの慟哭? 生きづらさとの対峙? 新たな人生への希求?
みたいなテーマに思えてきて、けっこういいかもという気がしてくる。

まぁ、少なくともイオンカードのCM曲には、こちらの方がよかったのでは。

 

あと、最近の騒動に関する雑感。
昔そうした世界の片隅にいたこともあるので、某氏のすごさは重々承知しているつもりだが、
ここしばらくアイドル沼周辺にいた人間からすれば、Perfume、BABYMETALとあてたんだから
国際的な場では某先生の方が適任だったろうと思う(もちろん振付がヒットの要因のすべてではなかったにせよ)。
アイディア自体の問題が第一だが、非言語コミュニケーションの方が有効に機能する場で、そもそも日本語ダジャレってのはなぁ。
(クとグの濁点の有無って、日本語圏以外で通じんのかねぇ)
しかし、それもこれも、演出する側というよりは、その演出家を起用する側の責任がいちばん大だろう。
要は運営次第だと、アイドル厨みたいなことを言ってみる。

恵送御礼

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若者(論)の最近の動向から疎くなっているので、いろいろ勉強になる。
この4月から「ポピュラー・カルチャー論」を講じなければならないし。
若者論と都市論との切り離しという話も腑に落ちる。

ハンス・ウェストルンド&ティグラン・ハース編『ポストアーバン都市・地域論』ウェッジ、2019年

恵送御礼

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もう20年近く前になるけど、大学の教員組合にて、委員長・書記長のコンビを組ませていただいた。ドイツ文学者。当時は経済学部所属でいらしたが、その後、国際学部へと移り、言語コミュニケーション研究科長なども務められた。
今春定年で、生地の長野に戻られるそう。この前のzoom飲み会で、長野のお宅の庭の映像など見せていただいたが、けっこうな庭道楽ぶりだった。
庭と縁のない人生を送ってきたので(これからも縁なさそうだけど)、うらやましい限り。

恵送御礼

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北野圭介さんより。十八番の映像論やフィルムスタディーズではないので、最初「?」となったが、現代思想・哲学のバックグラウンドからジリジリと迫っていく感じは、いつも通り。
アート音痴の人間にとっても、楽しめる一冊でした。

まだ学部長されてるようだが、移転の件もあっていろいろたいへんなんだろうなぁ。

グランフロント大阪

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一昨日、卒業式から梅田に出て、会議。

 

東京オリンピック、エンブレムデザインからケチつきはじめ、これまでのやり方がどんどん機能不全を起こしていき、なんかたいへんなことになってるなぁ、との印象。
万博はどうなるんだろう。

2020年度卒業式

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昨日は学部の卒業式だったので、ゼミ生の進路など。

 

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あと、企業等に就職せず、エンタメ関連での演者を目指す人たちには、大変な時期だけど、なんとかがんばってほしいもんです。

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