60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

私のしごと閑

忙中閑あり、ではないですが、昨日は気晴らしかねて学研都市まで。
国立国会図書館関西館に講演を聞きにいく。


宝塚からJRでと思い、某大前行きに乗る。
昼飯は某大前で降りて、何か食べても…、と考えていたが
想像以上に駅前閑散、いやよした方がよさそうと
さらに電車を乗り継いで(単線、ドアは押しボタンで開閉)
祝園(ほうその)駅へ。近鉄との乗換駅だし
それなりに…、と期待していたが、こちらも、う〜ん。


唯一、駅前に百均、ドラッグストア、コープなどが入った建物があり
そこで昼飯にありつくことにする。
あと、けっこう寒かったので、しまむらでパーカなどを買う。
特価300円に心が動いたが、1400円のものを。
あのてのお兄ちゃんやお姉ちゃん、おっちゃん・おばちゃんが
最近皆同じようなかっこうをしている理由がわかったような気がする。
昼飯は、フードコートで肉うどん! 期待よりも美味!
たこ焼きやいか焼きもやってる。ジモトの中高生はここにたまるんだろ〜な〜。


時間があったので、ここで200円のコーヒー飲んで…
とも思ったけど、ケーキ屋兼カフェがあったので、移動。
ケーキ屋で、あまり大声で「いらっしゃいませ〜」はいかがなものか。


バスに乗り込むが、路線図で
国会図書館の手前に「私のしごと館」があるのを発見。
駅前でまったりしてないで、しごと館をひやかしてもよかったかも。
もうすぐ閉まることだし…


バスの車窓から、学研都市内でも異様を誇る「私のしごと館」を見る。
威容というより、やっぱり異様。やってもうたなぁ〜


国会図書館も、なんか近未来風。残念ながら休館日だったので
職員用入り口から入り、研修室へご案内いただく。
東京の国会図書館からの遠隔研修。
館員用の研修を館外者も傍聴させてもらうという形式。
マンガ史研究の泰斗のご講演だったが、やはりスクリーン越しでは
謦咳に接する、という緊張感にはちょっと欠けてしまった。
でも、勉強になりました。
またバスに乗り、今度は近鉄登美が丘駅へ。約2時間かけて帰宅。
今度来る機会があったら、近鉄だな、これは。


と、一日ウロウロしてる間に読んだのは
荻上チキほか『経済成長ってなんで必要なんだろう』
工藤保則『中高生の社会化とネットワーク』
肥後克広なんくるないサー』
三浦明博『感染広告』


肥後本が、最大の収穫かなぁ。
奄美大島→大阪→玉野→沖縄(→東京)の移動の物語。
最近いしいひさいち『バイトくん』を読み返していて
宇高連絡船がなくなってもうた(ので玉野市出身者が出身地の説明に窮す)ネタ
に気がつく。最近はフェリーも危ないけど。
(しかし、電撃ネットワーク南部氏への言及ないのは…)


荻上本は、私のもっとも興味の行かない領域です、すんません
工藤本は、方法的に私ともっとも縁遠い…、申し訳ない
ってとこですが、子どももっちゃうと
この子たちは今後どんな社会の中で???とか
どう成長していくんだろう???
といった情動から、荻上本・工藤本は読みました。
子どももつと、視野が狭まるようで、広がるようで…


三浦本も悪い本ではないけれど
IWGPの骨音的な怖ろしさがほしかったような。


今日は、卒業式で謝恩会。とっとと寝よう。