60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

大人になってもプリキュアみるにゃ

と息子(6歳)に言われる。


スイートプリキュアになって、いろいろ関連玩具のCMが新たに流れ、
息子は欲しいと言いだす。「え〜、小学校上がったら、また別の欲しくなるって
いつまでもプリキュアが好きって、言ってないって」と返すと、標記の言葉が…


金曜は院入試の立会いなどあり、土曜は日帰りで関東社会学会の研究会へ。
会員でもないのに…。謎のオーディエンスで申し訳ない。
駒沢大は立地がいいなぁ、と羨望。渋谷から3駅。公園近い。
ただし、天下一品がどうも…。かつて北白川本店近くに4年間下宿したもんで。
公園前のカフェにも入るが、お犬様だらけ。生類憐みの令


行き帰りの新幹線の中で、書評すべき本を読み直したり、とりあえずこの週末
遠藤諭『ソーシャルネイティブの時代』アスキー新書、2011
鈴木大介『家のない少女たち』宝島文庫、2010
ノルベルト・ボルツ『グーデンベルグの銀河系の終焉』法政大学出版局、1999
永六輔大竹省二『赤坂檜町テキサスハウス』毎日新聞社、2006
谷川建司『アメリカの友人』キネマ旬報社、2011


谷川さん、ご恵投多謝です。
以前、H社にデニス・ホッパーのCM(アヒルちゃん)の件で取材に行ったことがある…
とはうかがっていましたが、ここまでデニス・フリークとは露知らず。
デニス作品は、『イージー・ライダー』は別とすれば
『フラッシュ・バック』くらいしか思い入れなくて…
の人間ですが、たいへん楽しめました。というか
デニス・ホッパーの評伝というよりは、谷川さんの自伝として楽しみました。
(というか、谷川家の文化資本に圧倒されました。こちらは
親に洋画つれてってもらったといえば、ディズニーぐらいだもんなぁ)


最終的に映画評論家・ライターとしての自己像を措定して、そこに向かって着々と
という谷川さんの軌跡は、行き当たりばったり人生の当方としては忸怩たるものがある。
ただ、谷川さんも計算違いしたのが、
大学教員がかつてほど優雅な仕事ではなくなったこと。
W大、専任を外れられたこと(というかその経緯)を本書にて知る。
私にはできない生き方だけど、今後のご活躍を祈念、祈念。


とりあえず、書評原稿殴り書き。冷静になるため、少し寝かせておこう。
明日からは『NASA/トレック』だ。スラッシャーだ、やおいだ、BLだ。
あ、そう言えば、東園子さん『年報「少女」文化研究』ご恵投多謝です。
感想はまたいずれ。