60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

アンパンマンシュルレアリスム


阪神間モダニズム」展実行委員会『阪神間モダニズム:六甲山麓に花開いた文化』淡交社、1997年


この展覧会が開催された当時、すでに関西に来ていたはずなのに、行った記憶がない。
惜しいことをした。まだそうした問題意識がなかったんだろ〜な〜。
モダニズムそのものよりも、モダニズムからプロパガンダ(ロシア構成主義?)への流れに
興味持ってたんだと思う。平和より戦争、の頃。
いろいろ経営的にはたいへんそうだが、芦屋市立美術博物館にはがんばって欲しいものだ。
なんせ、芦屋カメラクラブ。縄文時代の芦屋市、という展示にはのけぞったけど。


昨日は、学内の研究所のお仕事。研究員や院生の発表を聞く。
ネパールのカースト制度や、畜産農家への聞き取り調査など。
「すべての生き物に、かけがえのないいのち」といった社会通念がいかに構築されてきたのか話から、
昨日朝日新聞朝刊(土曜版)にとりあげられていた、イルカ「まあるいいのち」のことを思い出す。
「みんな同じ生きているから 一人にひとつずつ 大切な命」という曲。
もともとは1980年から始まった生命保険会社のコマーシャル・ソングだったとか。


作詞やなせたかし・作曲いずみたくの「てのひらをたいように」は、1962年NHKみんなのうた』。
「ぼくの顔、食べて〜」のシュールな世界が始まる以前のこと。