60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

再開


日曜、台風が来る中、近所の池の白鳥の図。
小川がけっこうな濁流となって流れ込むため、いつになく濁った水面、
しかもふだんは池を眺めるためのベンチの、その足もとまで増水。
土曜夜には、子どもたちを可愛がってくださっている近所の方から
蛍をいただく。本編は観てはいないが、ジブリのビデオによく入っている
火垂るの墓」のトレイラーは、繰り返し観ているため
「何でホタルすぐ死んでしまうん?」と思わずつぶやく。合掌
部屋を暗くして点滅を楽しみ、子どもたちが絵に描いた後、隣家の庭に放つ。


井上俊・伊藤公雄編『社会学ベーシックス 社会学的思考』世界思想社、2011
同『同 政治・権力・公共性』同、同
荻上チキ『検証 東日本大震災の流言・デマ』光文社新書、2011


ベーシックスは、田中紀行さん・伊奈正人さんからご恵投いただいたもの。多謝
田中さんは大学の同級のよしみ、伊奈さんは…、どういうご縁だったか定かではないが
近いような遠いような領域の研究者として刺激を受け、ご著書を頂いてきた。
この前、東京青山での某学会で、佐藤達郎さんと伊奈さん話をしたところだった。
社会学的思考』『政治・権力・公共性』にしろ、ふだんは敬して遠ざける…
みたいなところがあるので、この機会にいろいろ勉強できてよかった。
これでこのシリーズは完結のようだが、今ブックガイド本の校正をしている身としては
社会学者の集団の力の前に、「蟷螂の斧」感はぬぐえない
(実は、同シリーズ『都市的世界』に書かせてもらったりもしているけれど)。
ともかく選書は、大御所がするに限る。こちらはゲリラでどこまでやれるか。


深夜に目が覚め、校正続行。朝また寝て、月曜朝イチ会議。
その後、プリンセス・トヨトミを観にいく予定。
水曜、映画『阪急電車』などに関して話す仕事があるため、ネタ仕入れておこう。