60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

在スコットランドだった頃


鴨や白鳥が庭先を散歩するの図。


今所属している学部は、3〜4年のゼミが必修で、卒論も必修。
2年の秋にゼミの選択・選考の期間を設けてある。
だが、その頃留学で日本にいない、という学生もいる。
2年夏から秋学期を利用しての中期留学とか
2年夏から1年間の交換留学などといったケース。
中期留学の場合は、第1志望から第3志望までのゼミに対して
ゼミ選択希望届(自己紹介やら研究計画やら)を6月中に出しておき
9月以降、他の学生と同じ時期に選考・決定していくことになる。
一方、交換留学の場合は、早々に3〜4年の受け入れゼミを決定し
その教員との了解のもとに、夏から日本を出立。1年間を向こうで過ごし、
3年生の6〜7月の時期にその教員のゼミに追っかけ参加・合流…
といった扱いになる。そうしないと、1年間留学しても4年で卒業!
という交換留学の特典が絵に描いた餅となってしまうのだ。


てなわけで、金曜日は交換留学予定者を午前中に一人面接、
昼は会議、午後から上京というスケジュール。
また、来週には、中期留学予定者二名と、面談する予定。
内向きといわれがちな昨今の大学生だが
どしどし海外に出て欲しいもんだ。リスや白鳥もウロウロしてることだし。


中村文孝『リブロが本屋であったころ』論創社、2011
松本通晴・丸木恵祐編『都市移住の社会学世界思想社、1994
鯵坂学『都市移住者の社会学的研究』法律文化社、2009
児美川孝一郎『若者はなぜ「就職」できなくなったのか?』日本図書センター、2011


児美川本は穏当かつ真っ当な本だが、
2006年2月17日に殴り書きした「フーテンとニート」と
基本的にこちらの考えは変わっていない。