60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

プール日和


土曜日は堺の実家への帰省をかねて、まず浜寺公園へ。
無料の幼児用プール。オットセイの噴水で喜んでいるが
どう見てもわが子たちが最年長っぽい。
お盆に来る時は、有料の方にしよう…
日曜はさすがに屋外二日連続はしんどいので
フィットネスクラブのプールに、ビジターとして。


浅野智彦『趣味縁からはじまる社会参加』岩波書店、2011
坪内祐三『「近代日本文学」の誕生』PHP新書、2006
大城立裕『普天間よ』新潮社、2011
毎日新聞社『大阪百年』毎日新聞社、1968
香取俊介『モダンガール:竹久千恵子という女優がいた』筑摩書房、1996


『趣味縁からはじまる…』では、人間関係=ジモトといった指摘もあった。
一昨日聞いた暴走族も趣味縁といえば、趣味(?)縁か。
この場合は趣味縁でありつつ、先輩後輩の人間関係がベース。
で、彼らの語る地元とは、中学校の学区であり、労働の現場であり
たまるためのアジトやコンビニ前やマクドナルドであったりもするのだとか。
地元集合〜、が特定のファミレス店やファストフード店を意味したりもする。
また、学校からはドロップアウトしても、地元=学区だったり
地元が祭りの単位だったりする(族が祭りを仕切る率高し)。
多義的なコトバを前にしたとき、多義的だからダメだとして無視してみたり
テクニカルタームとして使えるよう整理し、再定義してやる!
ではなく、なぜ多義的にあるのかを見すえるほうが生産的なように思う。


『大阪百年』は、大阪万博に向かう高揚の中で生まれた本。
毎日新聞の本山彦一は、浜寺に住んでいたのか…。
大久保利通「音にきく高師の浜の浜松も 世の仇波はのがれざりけり」
写真ではよく分からないが、プールの向こうは高速湾岸線と工業地帯。