60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

一桁の子

この前京都に出かけた際、見かけた店。
なんか、入りにくい。


西村幸祐『幻の黄金時代』祥伝社、2012
北原みのり・朴順梨『奥さまは愛国』河出書房新社、2014


連続して、まったく異質な本を読んだため、若干めまい。
つくづく自分は「昭和一桁生まれの親たちのもとに育った子」
なのだと思う。
敗戦によって、死ななくて済んだという安堵感や
重石のとれたような解放感を、
この人たちはいちばん多感な時期に享受したんだろうなぁ
と、親たちから何となく感じてきた気がする。
(父親は早くに亡くなっているため定かではないが、
子どもは子どもなりに、当時、何か感じていたように思う)


もうこれは、生理的に「ウケつける/ウケつけない」の話。