60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

一連のことの雑感


写真は本文と何の関係もないトカゲと桜。


5月6日、家に一人だったので、PCでアメフトの試合でも流しつつ、片づけ仕事をしようかと思う。
ところが、有料の中継だったことに気づき、まぁ見なくていいかと思う。
試合後、ツイッターの試合速報をチェック。
第一クォーターしょっぱな、やたらと罰退があり、なんじゃこりゃ、と思う。
その後、パラパラと専門誌やコアなファンから、あのプレーはいかがなものか、との書き込みが目立ち始める。
最初は、ごく小さなコミュニティの中での議論だった。
そして、ネットに動画があがり始める。
スマホ一台で、昔の中継クルー的なことができてしまう世の中なので、さまざまな角度から出回る、出回る。
一見、あ、こりゃ、どえらいことなのではと思うが、
しばらくはさほどネット界もざわついている感じではなかった。でも、徐々に危険水域にきてる感も高まる。
しかし、次の週末をまたいだこともあって、旲さんの動き鈍く、「…頂点へ。」バナーもかなりの期間残っていた。
(こりゃ、「…底辺へ。」と誰かが加工して、バズらせようとするんじゃないかなぁ、などと思う)
当初は、選手を叩く書き込みが中心だったが、先週末あたりから指導者側や大学への批判が目立ちだす。
試合を取りやめる他大学の動きもあって、今週頭から、各マスメディアでの報道・議論が加速する。
マイナースポーツとされてきた競技が、ニュースのトップや新聞の一面で取り上げられることになるとは。
いったん決着、とはなかなかならない経緯・推移だけに、しばらく各マスメディアでの取り上げは続くと思うし、
ウェブ上での燃料もそう簡単には尽きないだろう。旲さんからの回答を否定する報道・情報が、
これだけ多くのメディアから流れてきている以上、どうするんだろう、どうなるんだろう???
(これも、最初は取材源により食い込んでる専門誌のSNSからだったが、一気に各媒体に拡大・拡散)


個人的ないちばんの感想は、「人間、えらくなると簡単に頭を下げなくなる(下げられなくなる、
周囲が下げさせなくなる)」「自分の非を認めなくなる(認められなくなる)」っとことなのかなぁ
ということ。まがりなりにも長のつく仕事をいくつか(長代行ってのもある)してる以上、自戒、自戒。


それからこれだけ注目集めてしまうと、本学に対するシニカルな視線も当然あるだろう。
おまえもなーのアラさがし視線に対し、もし本当にアラがあれば認め、正し、必要あれば謝り…
を心がけなければいけないだろうし、あと個人的に興味あるのは、
本学戦以降も旲戦を組んだ2大学に対して、ネットは何か反応するかなぁ、という点。
これが同じ関東学蓮だと旲派みたいなレッテル貼りもあったりしたかもしれないが、
まぁ、エリアが違うから…。でも、どんなストーリーやアングルでもまことしやかに流れるのがネットの世界。


研究や言及の対象が基本マスメディアできた人間なのだが、
あと10年くらいはメディア論関連の授業は持ち続ける以上は、注視していこう。
大学人として、体育会の一部長として、注目していこう。


今日は実家に顔出す予定。