昨日正午ごろ。案の定、夕刻にはスコール。
昨日は町内のお仕事ほかで、今日は教務や原稿など。
五野井郁夫・池田香代子『山上徹也と日本の「失われた30年」』集英社インターナショナル、2023
「「ぼく大学の史学科で木簡の研究してたんだけど」「こんなの就職活動には何にも役に立たなくって」と。「木簡」は近年しばしばツイッターなどのSNS上で、木簡を読めても、実学のように稼ぐことはできないので無用の長物として揶揄されるものの代表格である」111p
ドラマ「初恋」由来とのこと。
「ぼく大学の日本近世史専攻で古文書ばかり読んでたんだけど」「採用面接で今でいうガクチカをたずねられたら、古文書の話しかできなくて」だったが、就職できたのは時代がよかったからかなぁ(円高不況といわれてた頃だけど)。
「初恋」では濱田岳が、木簡話に続けて「ぼくらってほら、ロスジェネ世代じゃない?」と語るとか。
「ぼくらってほら、新人類世代じゃない?」
新人類も還暦を越えたら、旧人類とか原人類とか猿人類とかになるんだろうか。そういえば、宇宙猿人ゴリとラーっていたなぁ。安易すぎるネーミングがいい感じ。