60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

スコットランドの日々(2)

たしかにワーキングクラス・ネタ、好きです。


でも、イギリスってそういう国だったから。


暮らしていた町には、テスコ、センズベリー、マーク&スペンサーの三つのスーパー(?)が、
あったのですが、最初マーク&スペンサーしか知らず、そこでずっと買い物をしていたら
日本人はやっぱりリッチだ、ブルジョアジーだと言われました。
2002年の時点では、テスコ、ASDA、セーフウェイあたりが庶民的、
センズベリーだと小市民、マーク&スペンサーはミドルクラス…


テスコのカフェテリアのおばちゃんの英語が皆目わかりませんでした。
でも、マーク&スペンサーの人の英語はなんとかわかる。
同様に、キャンパスの中に住んでいたのですが、
家のボイラーが壊れた→アコモデーションオフィスに電話→大学職員の英語はなんとかわかる
→でも修理にくる腕にタトゥーしたお兄ちゃんの言うことがわからない
同様に、駅前でひろうタクシードライヴァーの英語がわからない、
でもちょっと贅沢して空港までのリムジンを手配すると、そのショーファーの英語はわかる…


そう言えば、ワーキングクラスの一家を描いた映画“all or nothing”で、
お母さんがレジ打ちしてたのが、セーフウェイでした。
フルモンティ”では、製鉄工場が潰れて、ASDAで警備員をしているかつての同僚を
ロバート・カーライルがストリップをやらないかと誘いにくるシーンが印象的でした。
こんな仕事は、お前のすべき仕事ではない、みたいなことを言ってた気がします。


話それるけど、フルモンティの舞台となったシェフィールドで始まった
ストパンクムーヴメントの記録映画“Made in Sheffield”も、
ちょっとnerdyなladsたちのテクノポップ青春群像劇として楽しめました。