60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

トライアングルを取り憑かれたように叩く青年

今日は、全学的に停電・サーバダウン(なんかの保守点検のため)にも関わらず、
大量のタオルとTシャツ、水持参で研究室へ。
(幸い懸念された断水はなかったため、トイレは使えた)


こんな時は、思いっきり肉体労働だということで、部屋の整理に取りかかる。
上半身裸でウロウロしても、部屋の荷物をいったん廊下に並べても、
誰からも文句を言われない‥(誰もこんな日に来るはずないしと思ったら、
工事のオジさんたちの奇異なものを見る目が‥)。


関係者が読まれているかもしれないので、たいへん微妙な言い方になりますが
この夏には二つの懸案事項があり、これまでひとつの事項で悶々としてました。
まぁ、それが出口が見えたような気がしたので(錯覚かもしれない)、
もう一つの事項に早急に取りかかろう(こちらの方が〆切りは早い)‥
といった事情があるので、そのための体制づくりというか、気分転換というか。


二つの懸案事項を同時並行(研究室と自宅で)しようとも思ったのですが、
夏の子どもは早起きなので、必然的に早寝、親もつられて早寝、
ゆえに完全同時並行は無理なようです。
まぁ、この暑さだと早朝しか散歩に連れ出せないから、これも仕方ないことかと。


で、もう一つの懸案事項へのウォーミング・アップとして、某研究報告書を読んでいると
NHK教育テレビで、かつて『若い広場』→『YOU』を担当された方への、インタヴューが目にとまりました。
そして、YMOが出てきた回のYOUで、誰でも音楽が作れるというワークショップみたいなコーナーがあり
会場にいる素人の若者が、適当な楽器を叩いたり、鳴らしたりし
それも音楽だ、なんてやってたことに話が及んでいました。
多分、このインタヴューが行われる少し前に、NHKアーカイヴという番組で
YOUのその回が放映されていたことが関係してるんだと思います。


私も、そのNHKアーカイヴ見てました。で、気づいたんですが
あの時YOUのスタジオで、糸井重里坂本龍一の前で、取り憑かれたようにトライアングル叩いていたのは
同じ会社に同期入社したT君の、若き日(駒場の学生時代)の姿でした。
その後、T君は独立し、広告制作者として名を馳せていますが‥


本人にとって、あのチンチンチンチチンはどういう過去なんでしょう‥。