60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

70年代とか90年代とか

髪を切りに行く。イヤになるほど愚直な直毛ゆえ、
ほっとくととんでもなく鬱陶しいことになるので、3・4ヶ月に1回、パーマをかけてもらう。
その間、一柳廣孝編著『オカルトの帝国』青弓社塩山芳明『出版業界最底辺日記』ちくま文庫、一気読み。


20世紀少年』22巻読了後だし、こっちが中高生の頃の話なので、『オカルト〜』には引きずり込まれる。
(しかし、『20世紀〜』には、もっとちゃんとしめてほしかった)
70年代、関西に桂おかるというそこそこ売れっ子の若手落語家がいて
それにひっかけて、浜村淳が「桂オカルト」とか、くだらないことを言ってたのを思い出す。


そいうえば『ナニワトモアレ』も、そろそろひとまず終結のよう。
26巻、1990年、堺安井町交差点の乱って。実家の近所過ぎて笑えない。
(DVD『実録暴走族シリーズ・日韓連合』も、けっこう凄かったですが)


『出版業界〜』の方は、90年代衰退し続けるエロ漫画に生き、マンガ規制と戦う日々の記録。
エロ(漫画)雑誌出版社が、いかに(ストリート系)ファッション誌出版社に転身していったのか…。
そのへん、出版学会あたりの人が、調べていないのだろうか。
子どもたちが幼稚園に行くようにでもなって、ちょっとは余裕ができたら自分でやってみたい、と思いつつ
「あそこのお父さん、エロ漫画雑誌の研究とかしてるらしいよ」と噂されたらどうしよう…。
(塩山さんも二人、娘さんがいるとか)


322頁。「どっかで本にしてくれるといいね。(青弓社はやめといた方が)」
の件に、美容室にて思わず、吹き出す。


まぁとりあえず、よくわからないしめですが、オカルティズムの70年代と
集団暴走行為の衰退、ないしエロメディアの交替の90年代ということで。
(あ、話とっ散らかった浦沢直樹状態???、って比べるだけでも、失礼)