60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

四半世紀ぶりの石橋

今週末の土曜は、幼稚園の父兄参観。
水遊びの道具をお父さんたちも工作しましょう、
でしたが、わが子たちにいちばんウケたのは
マヨネーズの容器をそのまま水鉄砲にして遊ぶ、
というもの。親の心子知らずですが、まぁよろし。
少しずつできることが増えているようで、ちょっと安心。


日曜は、某学会の大会に非会員ながらも潜入するため
大阪大学豊中キャンパスに向かう。


実は、大学4年の冬に来て以来なんですよね、石橋。
(ていうか、吹田キャンパスも行ったことないんです)


同じ広告代理店に関西の大学から内定した同期は
京都大2、同志社大1、大阪大1、関西学院大1。
関学大の1名は、東京出身で、就職活動も東京でしてました。
というわけで、関西組4名で数回飲み会をやったのですが
京都ばかりでやるのもなんなので、一度大阪で…
という話になり、阪大生仕切りで梅田で飲み
その後、彼の下宿に転がりこみに行きました。
それ以来の石橋なんですが、25年前に夜酔っ払って歩き
朝二日酔いで歩いた街なので、何の記憶も残ってません。


なんか、いい街でした。駅前、迷宮っぽくて。
パチンコホールが幅をきかせてましたが
商店街はまだまだ健在のよう。そこそこいい感じの
インディペンデントな本屋さんも残っています。


そこで仕入れたおかざき真理『サプリ』9巻や
松本清張の「遺言」』原武史、それから家から持ってきた
立川直樹『TOKYO1969』、
和久井光司編『ザ・ゴールデンカップスのすべて』など
茶店で読みながら、頃合いを見計らって研究発表を拝聴。


発表内容が広告ネタだったこともあり
『サプリ』に駆動されるままに、社員時代のことを
少し思い出しました。皆、どうしてるんだろう。
ちなみに、その阪大生は会社辞めて、スペインに
ギター修業に出かけたとの噂を聞いたことがあります。
『サプリ』は結構リアルなので、昔の記憶が誘発されがち。
でもしつこいようですが、広告業界の男女すべてが、
あんな美形揃いであるはずがありません。
9巻、かなり話は重たいけど、依然快調、快調。


広告業界は複雑怪奇な世界でしたが
あまり考えすぎず、マヨネーズ水鉄砲な人が
サヴァイヴァルしてんじゃないかなぁ、という印象です。
大学やら学会でも、マヨネーズ水鉄砲でいきたいもんです。