60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

訃報

木村栄文さんがお亡くなりになる。
テレビ局の社員ディレクターにして
ドキュメンタリー界の鬼才だった。合掌


昨日は、近くの競馬場の広場にて
幼稚園のお別れミニ集会みたいなものに
子供たちを連れて行き、お弁当を食べる。


佐々木俊尚『キューレーションの時代』ちくま新書、2011
橋元良明『メディアと日本人』岩波書店、2011
原武史『「鉄学」概論』新潮文庫、2011


メディアと鉄の日々。橋元先生、ご恵投ありがとうございます。
佐々木氏がメディアの近未来学だとすると
『メディアと日本人』は、調査にもとづくメディアの考現学
および人類史学からの複眼的アプローチ。
メディア系の新書は、1年ももたないものが多い中
この2冊は5年はもつという印象。とくに『メディアと日本人』は
安心して学生に勧められる貴重なお仕事。


デジタル・ネイティブに関して、いろいろ煽り系言説は飛び交うが
一挙に何かが変わるというより、グラデーション、グラデーション。
でも、10年経つと、何かが様変わりしてるんだろう。
無事にいけば、定年まで18年。どこまでついていけることやら。