60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

テツをテツする


今朝の時計台。垣根の白い花が、満開状態。


最近のこのブログの論調が、テツ分含有率高めと評価いただいたのか
昨晩、某社の鉄道ファン・グループから宴会のお誘いをうける。
30〜50代男性社員10数名といったところだろうか。部署はバラバラ
パンタグラフの形状や櫛形ホーム(ターミナル)に萌えるなどなど。
お父様が満鉄関係者という方もいて、満鉄社歌などを歌う。
地下鉄専門の人は、メトロ先輩と呼ばれていた。ディープ! (渋谷哲平ではない)
こちらからも、10月1日にテツ系(学術?)イベントと考えてますのでよろしく、など告知。
それから、大阪ステーションシティノースゲートビルディング11階にオープンの
「鉄道プラザ」関係の方から、もろもろ告知など。薄テツとしては、圧倒されるばかり。


鉄道ファン研究としては
鵜飼正樹「鉄道マニアの考現学」荻野美穂・西川祐子編『共同研究男性論 』人文書院、 1999
辻泉「なぜ鉄道は「男のロマン」になったのか」宮台真司ほか編『 「男らしさ」の快楽」 』勁草書房、2009
あたりか。前者は京津線のラストを撮ろうとするテツたちに興味を覚え、彼らを写真におさめ、分析したもの。
撮りテツが被写体になるテツ。後者は、テツとしての自分を見すえ、鉄道の歴史(=テツの歴史)を振り返る。
ファンダム研究、ジェンダー研究の系譜で、今後も研究は進むように思う。
だが、大人テツの世界は、まだまだ未踏査。なぜ皆「いや、私はテツというわけでなないんですけどね…」
「彼ほどテツ分高くないですけどね…」と前置きして話し出すんだろうか、とか(そういえば、自分もそうだ)。


ともかく、趣味持ってるっていいなぁ〜と思う。
こちらは、本読むことと、時々文章書くことぐらいが趣味の人間で、それが半ば仕事となっている。
いいのやら、悪いのやら。定年後も本読んで、整理して…の日々だろう。ipad的なものへの移行はあるにせよ。


あと、映画『阪急電車』話になり、いい映画だと思うが
あれでは車体・車両が主人公となりえていない。借景、背景にとどまっている。
もっともっと車体・車両をこだわりを持って撮ってほしかった、見せてほしかった。
車体・車両に生命が感じられない、生き物として描ききれていない…


機関車トーマス? きかんしゃやえもん? 絵は岡部冬彦? 水玉蛍之丞さんのご父君?
ベビーギャング。お笑いの方のちびっこギャングはどうしているんだろう。青年座


そういえば会社員時代、出先表が「水玉先生宅」となってることがけっこうあった。
…どういう仕事だ。


今日のお仕事は、午前中研究会発表の準備、非入試部的秘密のお仕事3件。
午後から会議、会議、会議、会議。
なんか忙しい。はやくリタイアして、交通博物館で保存されたい(動態保存でなくとも可)。