60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

ピザと科研費



映画『阪急電車』からスピンオフした、
というか映画では使われなかったエピソードのドラマ化の際
舞台にもなっていた図書館。
でも、図書館は公民館の一角を占めるのみで、
他はナントカ教室の類が、よく開催されている。
土曜は市主催の親子料理教室に参加。西谷産の野菜を使ったピザ。


日曜は日帰りで研究会のため上京。
秋の学会シーズンの土曜日が、ほとんど業務でつぶれるので
今のうちいろいろ顔を出しておこうと思う(研究会の詳細は後日)。
勤務先から学会出張費は、年間いくらかを上限に補助されている。
通常はそれでは足りず、基本的にいくぶんかは持ち出しとなる。
だが、子供が生まれそうだ!とか、生まれた!といった頃とか、
昨年度のように3月末の研究会中止が相次いだ年度は
すべて使いきれないこともある(今年度、そうなりそうな予感が…)。


そうした学内の研究費にもお世話になってはいるが、
外部研究資金獲得も、かなり重要な職務とされてきつつある。
微少ながら科学研究費をここしばらくいただいているので
なんとか責めは果たしているのだと思うのだが…。
本務校としては、人文・社会科学系の比重がまだまだ大きい
総合大学といえども中規模校としては、結構健闘しているよう。
平成23年度の採択率は、全国の研究機関で17位。
採択件数100件以上の研究機関での採択率なら、全国7位。
私学では1位で、以下立教、明治、中央、青学、慶応…。
受験生にはあまり響かない数字かもしれないけど、
誇っていいことだとは思う。


見田宗介『近代日本の心情の歴史』講談社学術文庫、1978
溝上慎一『現代青年期の心理学』有斐閣、2010
溝上慎一『自己形成の心理学』世界思想社、2008


あと、島本和彦アオイホノオ』6、小学館、2011
青年って、こういうことだなぁ、と思う。岡田斗司夫登場へ