60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

絶賛帯び掛け中!


ひたすらカニおしの越前町(7月末、ゼミ合宿より)。


園部雅久『現代大都市社会論:分極化する都市?』東信堂、2001
今和次郎編纂『新版大東京案内 上・下』ちくま学芸文庫、2001
田山花袋『東京の三十年』講談社文芸文庫、1998


臆面もなく言うと、なんか田山花袋、自分に似ている気がする。
60歳、喉頭癌で…というのはイヤだなぁ(母方の祖父と同じ)。
あと30年とは言わないけれど、なんとか20年もってくれないものか。
7冊目の単著が出せたので、とりあえず10冊、目ざしたいものです。


しかし、60歳というのは、当時の文士的には長寿の部類。
田山花袋よりもはるかに若くしてデビューし、
切れ味鋭い作品を発表したライバルたちが夭逝・沈黙していく中
徐々に文壇に重きを成していく田山。堅い蒲団。
ま、こちらもそんなに鋭い方ではないので、花袋っぽく
手堅くやっていきたいもんです。カニ


今日は研究室によって、原稿少し進めて
(廊下のダンボールが…)
大阪市内での研究会に出動予定。