60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

あーちゃんは、海に帰りたいと思っとるのじゃ


金水敏『ヴァーチャル日本語 役割語の謎』岩波書店、2003
柴崎友香『春の庭』文藝春秋、2014


タイトルは、金水本から。
博士(はかせ)語ないし老人語を用いてみました。
一応、博士(社会学)という学位もってるので
お茶の水博士みたいな喋り方してもいいはずなんだけど。
でも、最近テレビに出てくる生身の博士は、
「〜じゃ」みたいなモノ言いはせんよなぁ。というか、
最近では「博士と言えば、水道橋…」となるのだろう。


そう言えば昨晩、2001年の映画「ホタル」を観る。
高倉健語というのも、役割語のような気がしてきた。
いい映画だと思うのだが、今だと、
ハチの巣つつき状態になるんだろうなぁ。
ワールド杯日韓共催に向かっていた頃の映画、という感じ。


今日は登校。教授館は、網戸の付け替え作業中。
一件、取材をこなして、あとはもろもろ。