北田暁大さんたちからのご恵送。解体!
「文化社会学」という危うげというか、怪しげな領域で
ちゃんと社会学をしよう、しかもブルデューではなく
という意欲的な試み。いろいろ勉強になったし
ファストファッション時代に対応した若者文化論
という話はたいへん説得的。統計学はよくわからないけど。
しかし、文化社会学というと
自分にとってはポール・ウィルスが範型なんだと思う。
ハマータウンばかりが有名だが、profane cultureも
common cultureも名著だと思うのだが…。
本書は方法こそは違うけど、common cultureだなぁと思う。
天童睦子編『育児言説の社会学』世界思想社、2016
柏木恵子『子どもが育つ条件』岩波新書、2008
今日は本を返しに民博へ。あとは執筆、審査仕事等々。
静かな年度終わり。