数日前、逆瀬川の上の虹。
昨日の研究会は、LGBT総合研究所の方のお話。
ほうほうとお話をうかがっていたが、レインボーパレードなどでの虹のシンボルが
すべて6色であることが気になり、質問させていただいた。
(ちなみに勤務校のレインボーウィークのマークも、6色)
虹が何色であるかは、それぞれの言語での色のボキャブラリー次第で様々なはず。
日本(語)では、ロス・プリモスも七色の虹が…と歌っていたはず。
6色の虹というのは、パープルとブルーの間に、
特段の色のカテゴリーを設けない英語圏の発想なのでは(Anglophon-centrism?)。
藍とか紺とかも、インディゴ・ブルーやダーク・ブルーってことになるし。
性の多様性といいつつ、言語(感覚? 文化?)の多様性を
LGBTのレインボーカラーは否定しているのではないか……
話の本筋から離してしまって恐縮だったが、数名の方から
・LGBTのレインボーカラーには、商標登録や色指定などがあるわけではない
・当初7色だったが、印刷で出せない色があったので6色になったとの説
・8色の例を見たことがある
・グラデーションで表現される場合も多い
等々の情報をいただく。
でも、勤務校のレインボーウィークは、7色もありなのではと、
機会があれば発言してみたい
(いや別に、国粋主義とかエスノセントリズムとかいうわけではありません)
国際的な連帯の次の段階に、運動もきているような気もするし。
なんか懐かしい話もいろいろ出て、楽しい研究会だった。
今日は子供たちの誕生日。家で静かに祝う予定。あとは、原稿……
大山エンリコイサム『ストリートアートの素顔』青土社、2020
長島有里枝『「僕ら」の「女の子写真」からわたしたちのガーリーフォトへ』大福書林、2020