60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

虹は何色?

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数日前、逆瀬川の上の虹。

 

昨日の研究会は、LGBT総合研究所の方のお話。

ほうほうとお話をうかがっていたが、レインボーパレードなどでの虹のシンボルが

すべて6色であることが気になり、質問させていただいた。

(ちなみに勤務校のレインボーウィークのマークも、6色)

虹が何色であるかは、それぞれの言語での色のボキャブラリー次第で様々なはず。

日本(語)では、ロス・プリモスも七色の虹が…と歌っていたはず。

6色の虹というのは、パープルとブルーの間に、

特段の色のカテゴリーを設けない英語圏の発想なのでは(Anglophon-centrism?)。

藍とか紺とかも、インディゴ・ブルーやダーク・ブルーってことになるし。

性の多様性といいつつ、言語(感覚? 文化?)の多様性を

LGBTのレインボーカラーは否定しているのではないか……

 

話の本筋から離してしまって恐縮だったが、数名の方から

LGBTのレインボーカラーには、商標登録や色指定などがあるわけではない

・当初7色だったが、印刷で出せない色があったので6色になったとの説

・8色の例を見たことがある

・グラデーションで表現される場合も多い

等々の情報をいただく。

 

でも、勤務校のレインボーウィークは、7色もありなのではと、

機会があれば発言してみたい

(いや別に、国粋主義とかエスノセントリズムとかいうわけではありません)

国際的な連帯の次の段階に、運動もきているような気もするし。

なんか懐かしい話もいろいろ出て、楽しい研究会だった。

 

今日は子供たちの誕生日。家で静かに祝う予定。あとは、原稿……

 

大山エンリコイサム『ストリートアートの素顔』青土社、2020

本橋信宏『東京裏23区』大洋図書、2020

長島有里枝『「僕ら」の「女の子写真」からわたしたちのガーリーフォトへ』大福書林、2020