「1点刻みの「一般選抜」だけでいいのか」って、座礁した大学入試改革(高大接続改革)の出発点もそこだった…
なぜあの改革が頓挫したかを、ちゃんと検討しないと、同じ話の蒸し返しになるのでは。
でもまぁ、上からの一斉の改革ではなく、個々の大学の判断で地殻変動は起こっているのだろう。
「どんな入試制度で入ろうが、よい子はよいし、ちょっと…と思う子は思う。入試制度ごとの定員を調整したり、制度の改廃や統合を繰り返し、その都度適切な配分を決めてくしかない」が大原則。
早稲田大全体での一般入試による入学者比率が50%強とのこと。東北大でもAO比率3割超えとのこと。
自身の所属で考えると、自学部で一般入試比率6割、全学で5割くらいが適当かなぁ。なんとなくだけど。
吉見俊哉『大学という理念 絶望のその先へ』東京大学出版会、2020
ゆえあって、大学論、漁り中。昨日は学会仕事で登校、今日は原稿仕事で登校。
NHKBSで「世界のサブカルチャー史」の放送、始まる。海外のドキュメンタリーを買ったのかと思っていたら、どうやらNHK制作か(?)。なら、すげぇな。
でも、アメリカよりもヤバイ状況にある日本社会(とそのポピュラー・カルチャー)を見つめなおした方が…