60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

弱音は死んでから吐けばいい

書斎のBGMは、クレージー剣バンドの青山スパイラルでのライヴ。
246深夜族ということで、元祖プレイボーイ野坂昭如先生も光臨。
剣さんは70年代、クールスのローディーやってたかも(246にたむろ、
レオンが根城)。まぁともかく、シャリマールはすごいっす。


子どもたちの近況は、娘は絵本を耳コピできるという変な才能に磨きかかってます。
世が世なら、稗田阿礼になれたかも。絵本の頁を開きながら、ぶつぶつひとりで
親の読み聞かせの完コピするのですが、字が読めてるわけではありません。
息子は、数フェチに磨きがかかり、0から9までが書かれたブロックで
1から1000までの数字をつくる作業を黙々と。
それに飽きるとアルファベットや50音の積み木を順に並べる作業を延々と。
さらにそれにも飽きると、35色のクレヨンをぶちまけ、箱の指示通りの並びで
一本一本きちんと収納していきます。順番には異様に潔癖。う〜ん、大丈夫か。


仕事かなんかよくわからないままに
横浜銀蠅のツッパリ激論集(1981年刊)やら『恋空』やら『闇金ウシジマくん』やらの日々。


横浜銀蠅が「プチセブン」で人生相談のコーナー持ってた関係からか、小学館刊。
その頃の「ギャルズライフ」や「ポップティーン」の読者体験投稿欄が
ケータイ小説の原型だという説をどなたやらの本で読みましたが、
そういえば「SEVENTEEN」にもそんなコーナー長らくあったなぁ‥。ヰタ・セクスアリス


『恋空』は‥。人間誰しもモテ妄想をする権利はありますから‥。
そういえば公募文学賞なども、その応募作の大半が渡辺淳一ばりの中高年モテ妄想小説だ、
という話を聞いたことがあります。
いいんじゃないの〜、私はもうケータイ小説、手を出さないけど。


ウシジマくんは怖いっす、特にサラリーマンくんはリアルっす。
たいがいのホラーは笑ってしまう方なのですが、これはホラーっす。極上の。
人を明るく、楽しい気持ちにさせることだけがエンタテインメントではないっす。
竹内力よりも、ウシジマくん、かっこいいっす。
小説よりもマンガの方が文学的な昨今っす。