60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

バンジョーのジョーは情熱的

有山輝雄先生のことを考えつつ、塩田武士『盤上のアルファ』(講談社、2011)


ゼミの卒業生が、小説現代長編新人賞受賞ということで読んでみる。
奥付の著者略歴に、大学時代から小説を書いていた…
とあるけど、ゼミ選考のときにも、こんなものを書いてるんですがと
習作の添付があったはず、探せば研究室のどこかにあるはず、
これで売れっ子になってくれれば、きっとお宝に化けるはず…


神戸ものといえば、軒上泊くらいしか思いつかない。サード
阪神間ものだと谷崎や村上春樹だろうけど、ちょっと違う。西東三鬼?
神戸で新聞記者だと、どうしてもハードボイルドっぽくなるのかも。
そこに棋士もの。三月のライオン
関西棋界、もりあがってるらしいし、関西弁棋士ものシリーズ化???
あと、落語家の義弟だったはずなので、噺家もの。たまちゃんハウス
それから、浄瑠璃かなんかの血筋だったとおもうので、文楽ものとか。
関西ネイティブを武器にすること、期待。坂田三吉


ともかく、おめでと〜