60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

メディア・アディクト

次は佐藤健二『読書空間の近代』読み返し。


昨日は学期最終日、3年生ゼミにて雑談。
授業で「ベル友〜12文字の青春」を皆、見た見た話。
メディア論系の授業ではアリがちだし、自分も使ったことがある。
たしか1996年のNHKスペシャルだったと思う
(着任の年だったのでよく覚えている)。


ナオキがぁ、ミキがぁ、と出てきた高校生について話弾むが
彼・彼女らも、今もう30代さしかかってるんだろうなぁ。
ナオキの家は散髪屋さんで三世代同居、とか
ナオキは陸上部、とか
ナレーションは桃井かおり、とかトリビアル


今大学3年生にとって、ポケベルは未知のメディア。
番組冒頭、公衆電話で異常な速度でメッセージを打ち込むシーンは
とり憑かれたよう、と皆一様に不気味がるが
今だとケイタイメール打ってる感じ。やってること自体は変わらない。


メディア・アディクトといえば、柳田国男もそうだったということか。
ビブリオマニアは昔からいたので、ネトゲ廃人とかいわれても
どこか既視感。でも若い人には、新鮮だったりするのかも。ナオキ
ジャマールもポケベルも、もう過去のメディアとなってしまったが。


東村アキコ主に泣いてます』1・2
マカロニほうれん荘』を思い出す。