60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

平穏な雨の日曜


爺婆が来てくれ、子どもたちはしゃぐ。
昼飯を食べに出て、そのままイカリスーパーでちょっと買い物。
さすがイカリ、子どもたち食玩を探すも見当たらず。
息子、仮面ライダーのゴス・ガールにはまり気味。


中山千夏『蝶々にエノケン講談社、2011
山本光正『江戸見物と東京観光』臨川書店、2005


千夏本にて、自分が一説によると
コマーシャルソングの誕生の日の
ちょうど10年後に生まれているらしいことを発見。
その他、白木みのる話や三木のり平話、
それからロッパとエノケンの比較論やら
森繁久弥菊田一夫の下半身論など。


中山千夏に最初に衝撃を受けたのは
「允彦千夏のあなたまかせ」というラジオ番組にて
かまやつひろし「我が良き友よ」に対して、
「なぜムッシュが、何か旧制高校好きのヘンなオジサンが
作ったような歌をと思ったら、吉田拓郎なのに驚いた」
みたいな発言をしたことだった。
こちらは、かまやつひろしを単にフォークシンガーとしか
思ってなかったし、「摩利と新吾」はまだ無かったにせよ
北杜夫『どくとるマンボウ青春記』の影響で、旧制高校
好意的だったため、この否定の言葉は非常にインパクトあった。
その後、高校に入って寮歌好きの先生などと接して
旧制高校好きのヘンなオジサン」の真意がわかってきた。
(そう言えば、中山千夏団塊ど真ん中。拓郎と同世代)
なんにせよ、カンのいい人としか言いようが無い。
允彦千夏…と竹本チエの声だけで、じゅうぶん歴史に残りうる存在。


あと、『子役の時間』が出た頃、「ぬかるみの世界」にて
新野新が「あの子、大人のことよう見てる、嫌な子〜」
みたいなことを言っていたような気がする。それもわかる気がする。