60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

恵送御礼

 

あいかわらずのアウトプット量に圧倒される、太田さんよりのご恵送。

子役論ではあるが、フィリップ・アリエス以来の歴史学的・社会学的「子供論」でもあり、メディア論でもあり…

 

個人的には、子役という存在をはじめて強く意識したのは、大学生の頃だったか、中山千夏の小説「子役の時間」を読んだ時だと思う。

歌手(中山千夏/あなたの心に(1969年) - YouTube) → 允彦千夏のあなたまかせ(ラジオ・パーソナリティ) → フェミニスト、活動家、政治家 → 武本チエ役の声優…

という認識だった人に子役時代があり、森光子と菊田一夫の愛人関係(←記憶曖昧)を冷ややかに観察していたことを知る(これも記憶曖昧だが、銀座の泰明小に大阪より転校?)。

 

いつも通りのよくできた、調べの行き届いた本なのだが、こちらが関西人ゆえに、斎藤とも子(←芦屋小雁の貴重なフィルムコレクションを処分したと、誰かが怒っていた記憶が…)は?、木村一八は?

とか、関西弁ネイティブとしての芦田愛菜(映画「阪急電車」「円卓」)にもふれてほしかったなぁ、などと思う(そういえば子役経験ありの清原果耶・森永悠希も「セトウツミ」では、さすがネイティブだった。中条あやみの流暢な関西弁は、やや違和感ありすぎだったけど)。

あとは松岡茉優に関して「鈴木先生」への言及はあるが、土屋太鳳や三浦透子にふれないのは???と、若干の違和感(北村匠海に関しても「鈴木先生」への紐づけはない)。

三浦透子、国際的女優になったとしても、いまだに私にとっては鈴木先生の樺山なのだ(2代目なっちゃんだった件、さきほどwikipediaで初めて知った…)。

 

あと、子役と関係ないのだが、文化人の子ども(神津カンナ、青島美幸…)というのも、なんか興味深い。早くから、メディアに露出されていたという点で。
あと、歌う子どもたち(とくに変声期前の少年)、皆川おさむ、マイケル・ジャクソンフィンガー5アキラ、Folder DICHI、ウィーン少年合唱団

 

いろんなことを想起してしまうが、会社員だった頃、子役時代の後藤久美子の撮影に立ち会った記憶がある。たしか日興証券(現SMBC日興証券)の仕事だったはず…

ググってみても映像等は見当たらなかったが、その仕事のボスのブログが…

http://www.soho-japan.co.jp/hagiwara/essay/hagi_03.html