60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

もじれる


今週末は台風が来るようなので、
できたら土曜に遊びに行って、
日・月は原稿書きなど、することになりそう。


本田由紀『もじれる社会』ちくま新書、2014年を読む。
「ジョブ型」への移行という話を聞くたびに思うのだが
それはそれでけっこうつらい社会のような気がする。
よほど失業対策や雇用制度がきちんとしてない限り
当面やる仕事がなくなれば、
すぐに失職、再就職もままならず、窮乏をむかえ…
という事態が、常態化するのでは(公務員と言えども〜)。
まぁ、個人としては、組織に属しつつ
組織の求めるジョブをこなし、
同時に組織の命とは相対的に自由に(要するに勝手に)、
新たなジョブを個人的に創出していくことで
組織から求められる人でありつづけようとし
そうやって働いていくことが、
めぐりめぐって組織の存続への寄与にもなればなぁ…
くらいの感じで生きていくのだろう。


雇用・労働は、自分の専門ではないので、
どうしてもこの手の本を読むと、自分の仕事の仕方の
来し方行く末を考えてしまう。わがことに引きつけて読み
あまり距離を取って、考えることはできない。
といいつつ、就活に関する本を出そうとしている。


みたいなことを、もやもやと考える。