60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

あったかいでシュ


週末、家の片づけをしていて。
おしめを代えるときにおしりにする霧吹きと、その霧を適温に保つための装置。
二人いっぺんだったので、けっこう重宝した記憶がある。
でも、もうその子たちも、小学六年生。
ひとり部屋が欲しいといい始めたための、大掃除。
今日は出勤するが、ちょっと間に抜けて小学校へ
授業の参観に。もう、これが最後かも知れんしなぁ〜


李洪章『在日朝鮮人という民族経験』生活書院、2016
平田オリザ『下り坂をそろそろと下る』講談社現代新書、2016


李本。在日コリアン親と日本人親の間に生まれたダブル(ハーフ)に照準。
なるほどと思う点多々だけど、取り上げられているケースが
在日コリアン父と日本籍母ばかりなので、家父長主義へと話がスムーズに
つながり過ぎている気がする(多くはこのパターンなのかも、だが…)。
かつてゼミ生に、在日コリアン母と日本籍父との間に生まれ
母主導のもと高校までは民族教育を受けた…という人がいた記憶があるので。
平田本。良書だし主張もよくわかるが、別にそこまで日本にこだわらなくても、
ナショナルな枠組みで物事を考えなくてもいいのでは…という気もする。
国立大の特任や招聘教員等々のお立場もあるのだろうが、
本来的にはフリーな劇作家・演出家なのだし…。
地方創生の話は、「神戸創生戦略プロジェクトチームメンバー」というお仕事を
ちょっとだけお手伝いしたことがあるので、腑に落ちる点、大なのだけれども。
あとは四国学院大学の入試改革の話は興味深かった。
ただこのやり方は、教職員の多大な負担あってこそなんだろうなぁ。
この春、四国学院大に赴任した某君の博論がスムーズに上がってくるか気になる。