60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

終活を意識する

f:id:sidnanba:20210926115438j:plain

水曜日の午後、2年生ゼミを終えた後、妙に気だるく体温を測ってみると37度台。
こりゃヤバいかもと、金曜の仕込みだけして、早々に帰宅。やはり熱は下がらない。そこから大事をとってPCR検査へ。幸い、陰性。

 

木曜・金曜と家庭内隔離状態で安静にしていたが、時に38度台になったりの上下が続く。血中酸素濃度も96あたりをうろうろ。
金曜夜には一時39度前後となり、生まれて初めて「悪寒」というものを体験する。裸眼で還暦まで生きてきたように、これまで悪寒という言葉は知ってたが、熱が高すぎて高すぎて震えるってなんだよ~と、実は思っていた。
大阪で生まれ育って、大学で京都に行き、路面凍結した道がどれほど危険かを初めて知る。アスファルトが凍るって、なんだよ~とそれまで思っていたのだが…

 

60過ぎての初悪寒なので、死ぬかもとけっこう本気で思う。でも、すぐ寝てしまう。土曜朝起きたら平熱。念のためもう一度PCR検査に行くが、陰性。さすがに途中で退出したが、午後は町内の仕事をしてた。
日曜日は登校して、メール処理などをしている。何の騒ぎだったんだかと思うが、生命の断捨離みたいな言葉を思い浮かべる。
自ら断ったり、捨てたり、離れたりはしないだろうが、断たれたり、捨てざるをえなかったり、離れざるをえなかったりは、そろそろ意識しつつ生きた方がよさそう。

 

そんな籠り期間中、とても重宝したのが『東京の生活史』。読む「街録チャンネル」みたいな感じ。縁もゆかりもない人の人生が興味深いのもそうなのだが、
♪かっぱっぱルンパパッパ~の田中正史が師と仰いだ井口基成のお弟子さんがトップバッター?
映画『在日』の呉徳洙監督のパートナー!
今野勉
とか、ちょっとでも知ってる人関連が登場してくると、それはそれでテンション上がる。1000頁を過ぎても、NHK特集でみた河原に住んでるおじさんには、まだ行き当たってないように思うが。まぁ、まだ20人以上残ってるから、これから出くわすかも。
そういえば、自分もかつて12年間住んだなぁ、東京。

 

発熱状態で読むと、ほんと、なんかいい感じ。ただし、ベッドで読むには重すぎる。そして、老眼鏡が大車輪。

 

まぁ、コロナの潜伏期間とかもろもろ考えて家庭内隔離状態は続けようと思う。そもそも高校生の子どもたちと、接触減ってるしなぁ。
この間の会話は、廊下でたまたますれ違った娘とマスク越しに
魔法のiらんどに投稿してるやつ、読んだよ~ BL?」
「ちがうわ」
と話したくらい。

 

あと、隔離されている部屋がPCフリーな環境なので、なんかそれはそれでいい感じ。
この間みた動画は、アイドルが一人で日本印度化計画とか緑ドラフト会議とか。