60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

今年も半年が過ぎた


あの頃は、ほんとのんびりしてて、よかったなぁと、スコットランド古城シリーズ。


ある同業の方のブログに(出典:ttp://sociologbook.net/)
「けっきょく教員が集まってあらゆることに委員会立ち上げてぜんぶ会議で決めていかないといけない。」
「民間のように「いかに儲けるか」という明確な目標がないので、目的と手段がすぐにいれかわる。そうこうするうちに18歳人口がどんどん減っていく。」
とあった。


民間企業の経営管理部門に1年ちょっとだけいた経験で言えば、
「民間も会議のための会議やってるし、会議やってるだけで仕事してる気になってるし…」
と思う。が、まぁ議論百出の感じは、民間の比ではないように、元経営企画室員としては思う。
18歳人口に関しても、もう産まれてる世代は別にしても
その先の予測には議論百も千も出てくるんだろう。さらにその対応となれば…


ただ、教員組織の強みは、おおざっぱな問題設定と解決への意欲を共有できれば、
あとはそれぞれがその課題解決に向けて、個々で考え、動くであろう、という点にあるのでは。
一丸となることが、必ずしも結果につながらないのが、また不可思議なところ。
もちろん、ある方向付けは必要だが、ほったらかしといた方がモラールが上がるのが
大学教員という人種のように思う。ただし、問題設定の共有がそもそも困難で
意欲の喚起がこれまた困難。ただ、安穏としてられない感じ、要するに危機感は、
ある年代から下には醸成・共有されているようには思われる。


成田龍一『「故郷」という物語』吉川弘文館、1998
石塚裕道・成田龍一『東京都の百年』山川出版社、1986


新しい仕事の周辺でウロウロ。でも、またゲラが来る。
今日は、来客・4年ゼミ・取材対応・会議…